2005-05-12 夜歩く 日記 仕事が思うようにはかどらず夜遅くまでかかり、片づいた頃にはビルの中はシーンと静まり返って人の気配はなく、電気もほとんど消されてしまっていた。 早く帰らないとと思い、その前に小さい明かりを頼りにこわごわトイレへ行くと、 「ふぅーっ、ふぅーっ‥‥。」 という声が聞こえてくる。 びくっとして周りを見回すが、音の元は見あたらず、急いで用を足してトイレから出ると、背後から今度ははっきりした声が聞こえてきた。 「出たぁ。」 守衛さんがウンコしてる声だった。