徹マン

 高校の頃、同級生の家で徹夜の麻雀大会を開催したときのこと。
 日をまたぎ、空が白み始めた午前5時頃、その時点でダントツトップだったA君が突然
「俺、帰るわ」
と言い出した。
 当然残りの面子は
「勝ち逃げか!」
「何でこんな時間に帰るねん!」
「帰らすか!」
と非難轟々だったんだけど、A君の


「塾があんねん」


の一言に
「なんや、塾か」
「塾やったら仕方ないな」
「サンマ*1にしよか」


 全員頭おかしくなってる。

*1:三人打ち麻雀