オイルヒーター

 実家で寝ようと思ったら、寝室のエアコンが壊れててとても寒かったので、父に
「ストーブかなんかあったら貸してくれない?」
と聞いてみた。
オイルヒーター貸してもええけど、悪い夢見ても知らんで」
 最後の言葉の意味がよくわからなかったけど、気にせずオイルヒーターをつけて眠りについた。
 すると父の予言通り、体中を縛り付けられるような悪夢にうなされて夜中に目が覚め、がばっと体を起こすと


 なるほど。