2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧
仕事中、携帯にメールが入った。同じく仕事中のはずの父からだ。 「大変じゃ! チースケ(猫)のヒゲが燃えた! ストーブに近づき過ぎて」 他に心配事はないのか。
近所で郵便局強盗があった頃、うちの部長が朝礼でめずらしく発言した。 「もし強盗に遭ったら、会社のお金を守ろうなんて考えなくていいから、素直に渡しちゃいなさい」 見つめる一同。 「ち、違うぞ! 別に君らの体が心配だからとかいう訳じゃなくて、もし…
電器屋で1000円の加湿器があったので、事務所用にひとつ買って置いてみた。数時間後。 「加湿器ちゃんと効いてる? すっごい喉が乾くよ。むしろ除湿してるんじゃない?」 1000円で除湿できたらすげえよ。
友達の将来の夢は喫茶店を経営することらしい。彼女が作るオリジナルサンドイッチは絶品で、友達の間でも大人気。たくさんの人に食べてもらいたいんだそうだ。 「じゃあ、そのサンドイッチ、テイクアウト販売もしたらいいんじゃない?」 「うーん……。それじ…
父の会社で飼っている生後半年のねこ、チースケの武勇伝。 近所に住んでいるおじいさんが、柴犬の散歩ついでに父の会社に挨拶に立ち寄っては仕事中でもお構いなく長話をしていくので少し迷惑してたんだけど、あるときチースケがおじいさんの柴犬の前に立ち、…
早いもので今の会社に入って6年が過ぎた、という話を社長にした。 「そうかー。6年前ということは、ふう君が入ってから我が社の売上も倍増したということになるね。ふう君はラッキーボーイかも知れんねえ」 「そんなことないですよ、たまたまですよ」 「いや…
マンションのエレベーターで、マスクをした小さい男の子とそのお母さんの親子連れと一緒になった。 「たっくん、おうち帰ったら、ちゃんと手洗うんよ」 「えー、なんでー? 僕もう風邪引いとるんじゃけえ、洗っても意味ないじゃん」 「そうね」 納得しちゃだ…
秋の花粉症のせいで毎日鼻がぐずぐず言ってた頃、うちに来る友達に 「悪いけど、ティッシュ買って来てくれん? 最近一日一箱近く消費してるねん」 とメールしたら、すぐ返信が来た。 「オッケー。独身男性は仕方ないよね」 独身男性を買いかぶり過ぎ。
「シャワー浴びてるときって、急に後ろに気配感じて怖くなることない?」 「あります! 私、昔シャワー浴びてるときに背後に気配を感じて、くるっと振り返ったら何もいなかったんですけど、同時にわきの下がゾワゾワ〜って冷たく感じたんですよ。あれは確か…
ダイエットの成果が早くも出始め、体重も体脂肪率も順調に落ちてきたので、そろそろ会社の同僚や友達から「やせたね」「スリムになったね」なんて言われないかなとワクワクしていた。 「なんかふう君、小さくなった?」 「あれ、こんなちっちゃかったっけ?…
先日、役所のホームページから とある届け出をしようとしたんだけど、手順が余りにややこしくて訳がわからなくなってしまい、藁をもつかむ思いで「お問い合わせ窓口」というところをクリックした。 『お問い合わせ窓口は○○役所3階にございます』 これが窓口…
健康診断の日、病院のロビーで後輩Yさんが難しい顔をして貧乏ゆすりしていた。 「どしたん? 何か心配事でもあるん?」 「いえ、少しでも体重減らそうと思って」 悪あがきにも程がある。
子供の頃は、よく父に髪を切ってもらっていた。 「今思うと、素人の割にはうまかったよね」 「盆栽が趣味じゃけーの。剪定するのは昔から慣れとるよ」 誰が凡才だ。
パートのMさん(40代女性)が病気で入院したので、同僚4人でお見舞いに行ってきた。みんなMさんに 「なんだ、元気そうじゃん」 「もっと弱ってるんかと思ったよー」 などと声をかけているので、俺も 「うん、元気そうでよかった」 と話を合わせてたんだけど…
先週、胃の調子が悪くて、おならが際限なく出まくっていた。 「今日は胃の調子どうなん?」 「うーん、少しましかな。おならはあんまり出なくなったんやけど、今度はげっぷがよく出る」 「そのげっぷ、臭そうじゃけえこっち向かんといて」 これはおならじゃ…
うちに遊びに来た友達が、一心不乱にうちのマンガを読みふけっていた。 「そのマンガ気に入ったんやったら全巻あげるよ」 「ほんと? ありがと!……マンガって、古本屋に売ったらいくらくらいになる?」 なぜ聞く。
事務所に寄ってくれた取引先の営業の人が、帰り際にチョコレートをひとつくれたんだけど、今ダイエット中なので気になってネットで商品名を入れて調べてみたら、この小さいチョコひとつで210キロカロリーもあるらしい。おいしそうだけど我慢して、捨てるのも…
昔、大阪でバイトしてた店を辞めるとき、とてもお世話になった2歳上の女性の先輩が、送別会の後で餞別をくれた。 「これ、私からの気持ちだから。これ使ってがんばってね」 どきどきしながら開けてみたら鼻毛カッターが入ってた。
部長が事務所にやって来た。 「えーと……あれ? 何しに来たんか忘れた」 「部長、その若さでもう健忘症ですか」 「あ、思い出した。ふう君に呼ばれとったんじゃ」 健忘症は俺だった。
「実は俺、隠れ肥満なんだよね」 「隠せてねーよ!」
「札幌で架線がなくても走れる路面電車が走るようになるんだって」 「へえー、でも、危なそう」 「何が?」 「架線がなかったら、カーブ曲がりきれずにすっ飛んで行きそうじゃん」 そんな架線に頼り過ぎる電車はいやだ。
訳あってダイエットしなければならなくなってしまった。 「大変じゃねえ。大好きなトンカツとか食べれんくなるじゃん」 「いや、それが不思議とどうしようもなく食べたいって程じゃないねん。何とかがんばれそうやで」 「そっか、えらいえらい。ところで十日…
いくつになっても注射が苦手なままだ。昨日の話の病院でも看護師さんに注射を打ってもらうことになった。 「こぶしギュッと握ってください。チクッとするけど、我慢してくださいねー。……はい、おしまい」 「えっ、もう? 全然痛くなかったですよ。うまいです…
風邪を引いたので病院に行ったら、担当がきれいな女医さんだった。 「はい、お口あーんして」 「あーん」 「あらー、のどちんこも小さいのね」 まだそっちは診てもらってませんが。