忠誠度
子供の頃にはまっていた「三国志」などの歴史シミュレーションゲームなんかだと、配下の各武将達に「忠誠度」なる数値が与えられていて、普通は褒美とか金を与えると上がっていき、能力通りに活躍しやすくなったり裏切らなくなったりする。
これがたとえば劉備が関羽に金を与えたとしても同じなので、三国志好きな俺としては「関羽は金で忠誠心を売ったりしないやい!」と不満を覚えていたりしたものだ。
時は流れて現在。
日頃少しずつ積もっていた社長に対する不満が、とある事件がきっかけで爆発しそうになり、社長に会ったら絶対言うこと言ってやる!といきり立っているところに社長登場。
「ふう君今月分から昇給しとくね。」
どこまでも付いていきます社長。
今なら関羽の気持ちがよくわかる。