天国からの手紙

 昨日昼過ぎに目が覚めると、朝早くに出かけた父が書いたメモがテーブルの上に置いてあるのに気づいた。

 君たちがこの手紙を読んでいるということは、私はもう天国へ行っているということでしょう。
 温泉という名の天国へ。


 やかましいわ。