罪悪感

 俺が中学2年生のとき。
 理科の先生が授業で実験をしたあとに
「今日の実験で気づいたことはあるかー?」
と言って教室を見回した。
 誰も発言する者はなく、教室がやや気まずいムードに包まれたそのとき、突然先生が
「じゃあもういい!授業は終わり!」
とキレて足早に教室を出ていってしまった。
 いくらなんでも沸点低すぎだろーと理不尽な思いをしつつ、同時に発言しなかったことに対してほんの少し罪悪感も感じた。
 先生寂しかったろうなあ。


 なんでこんなことを今更思い返しているかというと、昨日、購読しているメルマガの管理人からこんなマガが送信されてきたからだ。


「誰も感想とかメールしてくれないから閉鎖します!さよなら!」


 ええー!怒られた?
 ご、ごめんなさい。